飯能市の小学生・中学生向けの学習塾:アサダ塾の浅田です!
アサダ塾を開校してから、気がつけば1年が経過しようとしている。
開校してから今日まで、一般的な塾からしたら「こいつ、舐めてんのか?」というレベルで私は営業活動をしていない。
それにも関わらず、口コミやホームページ等から当塾を見つけ、「我が子を通わせてみよう」というご決断をして下さる保護者様には、感謝してもしきれない。
アサダ塾は小さな町の小さな小さな塾だ。
市内には、他にも数多くの塾がある。
その中からアサダ塾を選ぶには、どれだけの勇気が必要だったのだろうか…。
保護者様への感謝は塾選びの際だけに留まらない。
アサダ塾には送迎システムが無い。
保護者様はご自身の人生の貴重な時間の一部を使い、生徒を送って下さる。
中には、片道30分かけて生徒を送って下さるご家庭もある。
その家庭は御兄弟で通塾していることに加え、部活動や習い事の時間が異なるため、講習期間中は塾とご家庭の往復回数は4回にも達する。(上の子送り、下の子送り、上の子迎え、下の子迎え等)
片道30分。
往復1時間。
それを、4往復。
ただ、ひたすらに「我が子のために」と。
忙しい中。
毎日。毎日。毎日。
もちろん、これは距離や回数の問題ではない。
どのご家庭も、貴重なリソースを割いて生徒を預けてくださっている。
公共交通機関を使って通塾する子もいる。
毎日となると、バス代や電車代も馬鹿にならないであろう。
お車の通塾であっても、ガソリン代がかかるだろう。
ご両親での送迎に加え、ご祖父母も送迎に参加し、ご家族総出で生徒のサポートをしてくださっている家庭もある。
保護者様は「いつもご指導ありがとうございます」とおっしゃるが、「いつもありがとうございます」はこちらのセリフである。
一体どれだけありがたいことだろうか…。
…
私の考えの一部を書き記したが、これらはご送迎という視点から、塾とご家庭の接点の一部分を切り取ったものに過ぎない。
他にも目に見えない数多くの部分で私は支えられている。
だからこそ、この環境が当たり前だと、決して思ってはならないと、自分に言い聞かせる。
雑な指導は絶対に出来ない。
今日も生徒のことを見て、成績を伸ばす。
私に出来ることをする。
心の中で、保護者様に頭を下げながら。