塾は手段か目的か

昨日で春期講習が終わった。

言い訳にしかならないが、ブログを書いている余裕がなかった。

もう少し、システムを工夫しないと…。

毎日書く宣言しておきながら、情けない。

 

さて、タイトルにも書いたが、塾は手段だろうか、それとも目的だろうか。

もちろん、手段である。

学力を上げる。成績を上げる。志望校に合格する。

目的は人ぞれぞれだろうが、あくまで大きな目標を達成するための手段の一つが塾なのだ。

これを強く自覚している生徒は、意外にも少ない。(アサダ塾の話ではなく、世間一般として)

それ故、手段と目的を正しく捉えている生徒と大きな差がついていく。

 

ある新中3は、1日9時間のコースを検討していたそうだ。

しかし、部活動都合で、どうしても物理的に1日に9時間を塾で過ごすことは不可能だった。

そのため、14日間、1日6時間のコースを選択した。

午前中、隣の市から塾にきて勉強。

終わるや否や、電車やご送迎で自宅に戻り、部活動に参加。

そして、夕飯を食べた後に塾に来て3時間勉強した。

ほぼ毎日である。

しかも、塾に来ることを目的としていないため、勉強の手綱は生徒本人が握っている。

私は、サポートするだけだ。

成績が上がるのは、こういう生徒だ。

ただ、塾に通い、レトルト食品のような授業を受け、滞在時間だけに満足している生徒とは天と地の差がつく。

 

ご家庭のサポートにも、頭が下がる。

その生徒の通塾日はほぼご送迎をして下さっていた。

つまりは、春期講習はほぼ毎日ご送迎をされていた。

ご両親は共働きだった記憶している。

ちょっと昼休みに抜けてくる…なんて時間で送迎は出来ない。

つまり、それは…。

つまり、それって…。

本当に、頭が下がる。

感謝してもしきれない。

 

アサダ塾は、今の成績は問わないが、本気成績を上げたい生徒やそのご家庭の塾だ。

こういうご家庭のために作った塾だ。

この生徒の受験まであと1年を切った。

毎日通った甲斐があった。毎日通わせた甲斐があった。

そう思えるような指導をしていこう。

新学期もよろしくお願いしますm(_ _)m

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