そこに山があるから。そこに君達がいるから。

14日間の冬期講習が無事?終わった。

夏には40日間、お盆休みもなく、朝9時から夜の22時までワンオペでやるという、頭のおかしいスケジュールの夏期講習を行った。(1日だけ台風で臨時休校にしたけど)

当時は何度も心が折れそうになったことを、鮮明に覚えている。

しかし、結局今回の冬期講習も朝9時から、夜の22時まで開けることとした。

生徒が勉強したいと言うのだもの。そりゃあねぇ。

 

冬期講習中のある生徒の一日を紹介しよう。

中学二年生のある生徒は、朝一に塾に来て、午前中の3時間は塾で勉強をする。その後は急いで帰宅して昼食を食べ、学校で部活動に勤しむ。そして夕方に帰宅し、夕飯とお風呂を済ませるや否や、塾に舞い戻り、22時まで再び私との勉強タイム。

(この時間数の講習会を強制した訳でもない。当塾の講習会は、様々なご家庭があることを考慮して複数コースを設置している。)

日によって若干の違いはあれど、これをほぼ毎日である。私は「学校の宿題を塾でやってもいいよ」とも言うのだが、その生徒は「塾での学習時間が減るので…」と言う。聞けば、朝4時に起きて学校の宿題を終わらせていたという。

頭が下がる。

こんな子が目の前にいるのだもの。そりゃあねぇ。

 

私は、こういった生徒とそのご家庭の力になりたくて塾を作った。

本望である。

 

さてさて、冬休みが開けた今日も、冬期講習で毎日6時間や9時間勉強していた子たちが、休むことなく塾に来て濃ゆ~い時間を過ごしていた。

そんな君達が目の前にいるから、きっと春も塾を開けるのだろうね。

3学期もよろしくね!

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