昨日の生徒とは、また別の生徒の話。
期末テストを終えた生徒が「自分で気がついていないミスがなければ◯◯点だから、自己ベストかも…!」と所感を伝えてくれた。
前回の定期テストは、惜しくも1点差で学年1位を逃している。
そういう高いレベルにある生徒の自己ベスト(まだわからないけど)だ。
では、なぜ自己ベスト(推定)が取れたのか。
理由は簡単。
今までで一番勉強をしたからだ。
これは、私が強制をしたわけではない。
本人が自分自身と対話をし、塾に来る日数や時間・家庭学習の時間を増やした。
私は塾の講師であるため、勉強をするよう生徒に話す。
ただ、それは闇雲に「勉強しろ・勉強しろ」と上から言葉を押し付ける訳ではない。
なぜ、勉強する必要があるのかを話す。
生徒たちが今、どういう立ち位置にいて、このままのペースで走っていると受験の際にどこにいることになるのかを話す。
将来、勉強がどういう風に役に立つのかを話す。
具体的にどの教科をどのくらい勉強する必要があり、そのためには今はどのくらいやる必要があるのかを話す。
生徒達は、それを自分たちなりに咀嚼する。
すると、意識が変わる。
意識が変われば、行動が変わる。
最近、「浅田先生に出会っていなければ、こんなに勉強するようにはならなかった…」と、生徒からも親御さんからもお言葉を頂く。
勉強するようになることが、良いことか悪いことかは私は存じ上げない。
しかし、それを伝えてくれる眼の前の人たちの表情は、決して悪いものではなかった。
生徒達に物事を伝える私が、口だけになってはならない。
今までで一番勉強した!という生徒達を導けるよう、もっとやらねば…。
今からまた、今日の指導記録と生徒一人一人の学習計画を立ててゆく。
がんばるぞい!