飯能市の小学生・中学生向けの学習塾:アサダ塾の浅田です!
全ての受験生へ。
本気出せ。
本気出して、本気出して、本気出して、
それから諦めろ。
受験生の皆さんこんにちは。
本気、出してますか?
冒頭の煽り文句は、私の好きな漫画の一つ「左ききのエレン」の一説をお借りしました。
県立入試本番まで、あと1ヶ月を切っていますね。
勉強、出来ていますか?
新年に入り、所属している塾の合宿や講習、私立入試などがあったことでしょう。
毎日、「今日の自分は全力で勉強出来たな」という一日一日を過ごせていますか?
明日から頑張ろう…と、先延ばしにしていませんか?
この時期の受験生に、よくする話があります。
受験生には、4種類がいるよ。と。
1 頑張った結果、合格する生徒
2 頑張らなかった結果、不合格になる生徒
3 頑張ったけど、不合格になってしまう生徒
4 頑張らなかったけど、合格する生徒
の、4種類です。
1の結果は、順当ですね。
自分が歩んできた道を大切にし、その先へと歩んでいって下さい!
おめでとうございます!!
2の結果も、順当ですね。
特に言うことはありません。
3の結果は…悔しいですよね。
頑張って、頑張って、頑張って、なんとしてでも合格するぞ!と、死力を尽くして、それでも報われなかった。
苦しいと思います。
立ち直るのに時間がかかるかもしれません。
よく、「これだけ頑張ったんだから、それでもダメなら諦められる」なんて言葉を耳にします。
そういう人も沢山いるのかもしれませんが、私の経験上、必死に頑張った生徒ほど、不合格の現実を受け止めるのに時間がかかる印象です。
「あれだけやったのに、あんなにやったのに、それでも届かないのか、どうして、どうして、どうして。もっと早くから始めればよかった。一日一日を大切にすれば良かった。まだ、出来たはず。あぁ……」と。
食事も喉を通らなくなり、家からも部屋からも出られなくなり、なぜ合格出来なかったんだ…と苦しい思いをされる生徒がいます。
しかし、こういった生徒達は時間がかかっても立ち直り、高校生活では生き生きとしていることが多いです。
部活動や勉強を両立し、(正しい両立は想像を絶する大変さです)第一志望の大学へ進む子の割合が一番多いのは、この「3」の生徒達な気がします。
高校受験は結果だけ切り取れば、「3」の生徒達はベストではなかったかもしれません。
しかし「目標に向けて、正しい努力をする」という、その過程は生徒達の中に確かに蓄積されます。
高校受験で頑張れた子は「頑張る力、やらなければいけないことをコツコツとやる力」を誰よりも身につけているので、その先でも戦っていけるのです。
4の生徒が一番悲惨です。
「第一志望に合格しているんだから、良いだろ」って?
そんなことないです。
第一志望の高校に入る事ができたら、残りの人生の全てが安泰になる…というのなら、そうかもしれません。
しかし、高校だけで人生は決まりません。
まず、大学受験があります。
次に、独立か就職かはわかりませんが、社会に出ることになります。
人生はこの先も続きます。
長く続く人生において、「頑張り方・努力の仕方」を知らない・出来ない人間は、悲惨です。
高校受験は、学区内の生徒達との勝負です。
勉強が得意な生徒も苦手な生徒もいます。
大した努力をしなくても、合格してきた子を何人も見てきています。
たいした努力をしないで合格した生徒は、3月は遊び呆けます。
やっと開放された~。と
間違った成功体験を積んでいるので、高校に入学してからも「なんとな~くの毎日」を過ごします。
中学校のときも、なんとかなったし高校もなんとかなるでしょ!というノリですね。
その間、「3」の生徒は大学受験では絶対に合格してやる!と、毎日研鑽を重ねます。
凄まじい差が開きます。
高3になってからは、決して縮まらない差が。
高3の秋頃になってようやく、その差に気が付きます。
そして、埋まらない差を知っても追いつき方や、頑張り方を知らないから、「適当にやって、適当にいけそうなところに収まればいいや」って発想になります。
何があっても、環境のせいにして、不平不満ばかり口に出す人間になりやすいです。
それはそれですし、生き方・価値観は人それぞれだと思います。
ただ、私の短い人生の経験上、幸せそうに生きているように見えるのは、頑張るべきタイミングで頑張った人達です。
この県立入試までのわずかな期間を頑張れない人間が、この先の人生で頑張れると思うなよ。
県立入試本番まで、あとちょっと。
残りの期間をどう過ごすかで、受験生は1~4のどれにでもなり得ます。
本気出すには、3週間は長いくらいです。
この3週間で、どうにでもなります。
これを読んでいるのが受験生であれば、1か3の生徒として受験を終えることを強く推奨します。
本気出せ!