飯能市の小学生・中学生向けの学習塾:アサダ塾の浅田です!
先日、生徒に尋ねてみた。
「なぜ毎日勉強する必要があるのか」と。
生徒は答えた。
「受験があるからです」と。
間違ってはいない。
受験がある。
点数を取らなければならない。
だから、毎日勉強する。
正解の1つだ。
ただ、他にも重要な理由がある。
それは「いかなる状況でも、毎日学習する癖をつけておくため」だ。
アサダ塾の塾生は、大学受験まで見据えている生徒が多い。
大学受験を見据えるとなると、高校入学後の毎日の過ごし方は非常に重要になる。
高校受験と違い、大学受験は「受験生になってから勉強する」が通用しないからだ。
なぜ、「受験生になってから勉強する」が遅いのか。
高校の学習は、中学校の5倍の難易度で5倍速く進む。
科目数も多い。
加えて、相手は全国の猛者達。
公立中学校にいたときは姿形を見せなかった、中高一貫校の連中としのぎを削る必要が出てくる。
だから、中学校と同じ気分でいて、定期テスト前だけ勉強し、高校3年生になってから「頑張るぞ!」は遅すぎる。
「あー浪人はどこの予備校で?」くらいは言われてもおかしくないレベルだ。
※難関校を目指すとしての話。大学に入るだけであれば定員が割れているボーダーフリー大学(通称F欄大学)は多数存在するので、勉強時間0で構わない。
高校生は忙しい。
部活動に、行事に、勉強に…
毎日何かしらに追われる生活が続く。
小テスト、英単語テスト、数学単元確認テスト、漢字テスト、練習試合、校内模試、古文テスト、学外模試、部活動の大会、行事の運営、定期テスト、模試、小テスト、部活、…………
このように、常に毎日何かしら追われながらも、受験を目指して勉強していかなければならない。
人は易きに流れる。
19時まで部活動があったとして、帰宅するのは20:30。
そこから夕飯とお風呂で21:30くらい。
全身クタクタ。
勉強机の隣には、ふかふかのお布団。
友達からのLINEも沢山来てる。
ベッドに飛び込んで、LINEして、TikTok見て、寝落ちしたい!
そんな誘惑を断ち切って、コツコツと勉強を積み重ねた生徒が、大学受験で合格を果たす。
さて、↑の高校生の生活は一例に過ぎない。
部活動の取り組み方は異なるし、そもそも誘惑が発生しない環境に身を置く賢い生徒も多い。
それは今回はおいておこう。
ここで重要なのは、現在の中学校生活ですら毎日勉強していない生徒が、↑のような生活になった時に毎日勉強出来るのか…だ。
中学校の生活も、忙しいとは思う。
だが、高校生ほどではないはずだ。
高校生より時間があるのに、毎日勉強しない。
週に2,3回の塾の授業と、その宿題だけ。
宿題もやらされているだけで、自分で必要だと思って取り組んでいる訳では無い。
そんな中学生が、高校生になってから毎日コツコツ積み重ねられるだろうか。
厳しいよ。
今毎日勉強していない生徒にとって、毎日学習するのは楽ではないと思う。
でも、気がつけば毎日の勉強が「当たり前」になっている。
寝る前に歯を磨くことが苦痛な人はほとんどいない。
皆、習慣になっている。
歯を磨くのが、当たり前になっている。
どんな世界でも、「当たり前」だと思っている人間は強い。
初めは大変でも、毎日勉強するのが当たり前になれば、辛くも苦しくもなんともない。
息をするように勉強が出来るようになる。
そうなったらこちらのもの。
そういう生徒は、勉強を苦痛だと思っている生徒よりも、どんどん先にすすんでいける。
だから、今から毎日やっておくんだよ。
毎日勉強するために、毎日勉強するんだ。
楽しんでいこう!